こんにちは清水です。

「睡眠連載第3弾  中途覚醒」

をお伝えいたします。

 

最近お客様からのご相談で多いのが、夜中に数回目が覚めてしまい熟睡できている気がしない。そして、朝目が覚めた時にあまり寝れた気がしない、疲れが取れない!

 

中途覚醒とは一般的に

「夜中に2回以上目が覚める日が、週に3日以上ある。それが1ヶ月以上続く」

と言われています。

 

寝ている最中、目が覚めてしまうのが数回あるとそれだけ睡眠時間が削られると言えます。

その影響で、体や脳が回復しきれない → 昼間に眠くなったり疲れやすくなったり。

そしてやっかいなことに、中途覚醒は自覚しやすいということです。

「夜中に目が覚めてしまったぁ・・・」

「どうして夜中に目が覚めるのだろう・・・」

「明日も朝から仕事なのに・・・」

と悩みこんでしまい、それが更にストレスとなって余計に不眠症に陥ったりしかねません。

 

中途覚醒を相談されるお客様に

・何時頃に眠るのか?

・何時頃に目が覚めるのか?

を確認したところ、皆さん就寝してから3時間後頃でした。

これは以前の記事にも書いた睡眠が浅くなるタイミングと一致するのです。

可能性としては、3時間後、4時間半後あたりが中途覚醒しやすいのです。

(個人差はあります)

 

 

中途覚醒の原因はさまざまなものが考えられます。

・寝酒、夜食

お酒を飲むと寝つきが良くなるというのはたしかにあります。しかし、アルコールは体内で分解されるとアセトアルデヒドという毒素に分解されるため、血圧や体温や心拍数が上昇します。ネコ寝酒

自律神経も交感神経が優位になり休息状態にあった脳が覚醒してしまい、夜中の目覚めへとなってしまうのです。

また、夜食も睡眠時に胃腸が消化活動に必死になっていますので寝ていても体は休まっていないということになります。眠りも浅く、ちょっとした刺激などで目が覚めてしまいます。

 

・精神的ストレス、不安、悩み    

仕事や家事、人間関係などに強いストレスを感じている場合、自律神経の乱れから睡眠のリズムが崩れてしまうこともあります。そうすると眠りの浅い時間が増えたりして中途覚醒しやすくまた、中途覚醒したことにより不安が助長されさらに眠れなくなってしまうということもあります。

 

・加齢

年齢を重ねることで深い睡眠時間が減少します。理由は体内で生成される「メラトニン」が減少しているからと言われています。メラトニン(睡眠ホルモン)は夜になると体内で作られ眠気や睡眠を引き起こします。このメラトニンは成人のころをピークに歳をとるごとに減少していきます。

深い睡眠時間が減少するということは浅い眠りの時間が増えるということで、そのタイミングで覚醒しやすいのです。

 

・睡眠時無呼吸症候群(SAS

驚くことに睡眠時無呼吸症候群にかかっている場合、程度の違いがありますが深い眠りがほとんど見られないようです。深い眠りに入ろうとしている時に無呼吸になっていては苦しくて覚醒してしまいます。ただし、目を覚ますというレベルではないので自覚できていないでしょう。

浅い眠りばかりでは中途覚醒しやすいばかりか、体も脳も回復しきれないため日中にすこぶる眠いということにつながってきます。

 

・体の痛み

腰痛による早朝の目覚めについては以前の記事で書きましたが、腰痛以外に首、肩、背中などの痛みにより夜中に目が覚めるということもあります。痛みの原因はたくさんありますが運動の後遺症やケガの後遺症、病気に心当たりない場合は寝具が合わなくなってきた可能性もあります。

長年使ってきて慣れた寝具だからと思っていても、布団自体の劣化だったり自分の体型の変化だったり。それらの原因で痛みが発生し中途覚醒してしまうというのは多々あることです。

 

などなど

 

 

対策として

・寝酒の量を徐々に減らしていく。

・夜食を食べない。

・ベッドにストレスを持ち込まない

・適度なストレス解消方法を見つける

(踏み台昇降など一定のリズムで軽い運動が意外とストレス解消になりやすいです)

・メラトニンを増やす

(トリプトファン→セロトニン→メラトニンという流れが体内での変化です。この点に関しては新たに記事に致します)

・睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は睡眠専門のお医者さんに行く

・寝具の検討をする。

・適度な運動を心がける。

 

夜中に1回や2回、目が覚めてもすぐに眠りに落ちている場合は、一般的に普通のことです。

心配しすぎもいけません。健康な人でも夜中に1,2回覚醒しているそうです。ただ自覚がない。あってもすぐに寝付いたから気にしていないということです。居眠りOL

習慣的に中途覚醒があり「朝から疲労感がある」「昼間に眠気がすごい」という場合は上記の対策を少し検討してみて下さい。